お気に入りのシルバーアクセサリーが黒ずんでしまった・・
シルバー製品は、その性質上、時間が経つとどうしても黒ずんでしまいます。
お気に入りのアイテムが黒ずんでしまうと悲しいですよね…。
でもこの黒ずみ、頑固そうに見えて、実は簡単に撃退することができるんです!
誰でも簡単にできる、シルバーのお手入れ方法をご紹介します!
黒ずみの原因
シルバーの黒ずみのほとんどは、化学反応によるものです。
空気中の硫化水素とシルバー(銀、Ag)が触れることによって、化学反応が引き起こされます。これを、「硫化(りゅうか)」といいます。
長期間空気に触れると、どうしても硫化は避けられません。
でも、硫化は化学反応で表面が黒くなっているだけ。適切なお手入れを行えば、簡単に黒ずみを落とすことができ、元のピカピカな状態に戻ります。
黒ずみの落とし方
黒ずみの落とし方はいくつかあります。
いずれも簡単な方法なので、お好きな方法でどうぞ!
1.シルバー用のクリーナー
クリーナーは、ホームセンターやアマゾンなどで1,000円前後で購入することができます。
基本的な使い方は、「シルバーをクリーナーに浸す(大体5秒程度)→水洗いする→拭き取る」です。(※浸す時間は使用する商品の説明に従ってください。)
クリーナー以外のものを用意する必要がなく、短時間の作業で済むお手軽な方法です。
2.金属磨き用のクロス
こちらは薬剤は使用せず、専用のクロスで磨く方法です。
クロスはホームセンターなどで安価に購入できます(数百円程度)。
デメリットとしては、磨きたいシルバーが凹凸のあるデザインだと、クロスが入り込まず磨きにくい箇所があることと、磨いていくうちにシンプルに手が汚れることです。
表面がつるっとしていて磨きやすいものであれば、クロスで十分綺麗になります。
手は結構汚れてしまうので、軍手などを着用して磨くことをおすすめします。
3.アルミホイルと重曹(または塩)
アルミホイルと重曹(または塩)があれば、クリーナーやクロスがなくても黒ずみを落とすことができます。
初めて試すときは「本当に綺麗になるのか…?」と実験的な気分になりますが、ちゃんと汚れは落ちてくれますので、ご安心ください。
1.マグカップなど、耐熱性のコップの底に、アルミホイルを敷く。
2.アルミの上に、綺麗にしたいシルバーを置いて、重曹をかける(大さじ1〜2杯程度)。
3.お湯を2に適量注ぐ。すると、重曹が泡立ってくるので、しばし見守りましょう。
4.お湯が冷めたら、黒ずみが取れるまで、少しずつお湯と重曹を足す。黒ずみが取れたら終了。
重曹の代わりに塩を使用しても同じ方法で綺麗になります。
4.お酢
お酢を常備しているご家庭なら、思い立った時に一番やりやすい方法かもしれません。
空気と触れたシルバーが黒ずみを起こすのは前述した通りですが、酢には金属から酸素を切り離す還元作用を促す力があり、それによって黒ずみを除去することができます。
1.耐熱容器にシルバーを置き、小さじ1のお酢を入れる。
2.その上から熱湯を注ぐ。(シルバーが浸かる量)
3.1時間ほど放置してから水洗いし、柔らかい布で拭き取る。
5.歯磨き粉
歯磨き粉に含まれる研磨剤が、シルバーの表面を磨き、黒ずみを落としてくれます。
強く擦りすぎると傷がついてしまう可能性があるので、歯磨き粉を直接シルバーにつけて、指か柔らかい布で優しく磨くのが良いです。
指で磨きにくい部分だけ、歯磨きや綿棒などで優しく磨いてください。
黒ずみの予防方法
黒ずみを落とすのは簡単ですが、なるべく綺麗な状態をキープさせたいですよね。
そのためには、普段からの予防が大切です!
1.チャック付きの袋に入れて保管する
上述のとおり、黒ずみの原因は、空気中の硫化水素とシルバーが触れることによる化学反応です。
つまり、なるべく空気と触れさせないことで、黒ずみを予防することができます。
シルバーを使用後、皮脂などの汚れをやわらかい布で拭き取ったあと、ジップロックに入れて保管。
そうすることで綺麗な状態を長持ちさせることができます。
シルバーの変色を防止する効果のあるチャック付袋も販売されています。
2.変色防止剤を使用する
ホームセンターやアマゾンなどで1,000〜2,000円程度で購入が可能です。
おすすめはスプレータイプのもの。凹凸やチェーンの内側まで行き届くので便利です。
使い方は、「全体にスプレーを吹きかける→やわらかい布で拭き取る」だけなので簡単です。
まとめ
黒ずみの除去方法や予防方法が、意外と簡単であることをおわかりいただけたのではないでしょうか。
使用するものはどれも高価なものではないので、用意しやすいですよね。
あなたの大切なシルバーも、ぜひピカピカにしてあげてくださいね。
人にシルバーの贈り物をするときに、おまけでクリーナーやクロスも渡してあげると喜ばれるかもしれません。
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