私ごとですが、最近、めでたく土鍋デビューを果たしました!
土鍋で炊いたご飯や、土鍋でじっくり煮込んだ料理をお家で食べられたら幸せだろうな〜と前々から思ってはいたのですが、なかなか購入に至りませんでした。
それは、「種類が多すぎて、どれを買えば良いかわからなかった」から。
メーカー、土の種類、大きさ、値段、、たくさんありすぎて、何が正解なのかさっぱりわかりませんでした。
そんな中、長谷園のみそ汁鍋と出会い、コロンとした可愛い見た目に一目惚れ。
どんな商品なのかを調べていくうちに、商品の良さと、作り手の想いやお人柄を知り、すっかり長谷園さんのファンになってしまったのでした。
他の商品と比較検討して、やっぱり最初に気になったみそ汁鍋が私に合いそうだ、と考え、購入することに。
結果、とっても大満足しています!!
今回は、私がみそ汁鍋を選んだ理由と、その使い方についてご紹介します。
初めての土鍋に「みそ汁鍋」を選んだ理由
まずは、なぜ「みそ汁鍋」を購入したのか、その理由についてお話します。
1.見た目がものすごく好みだった
一目惚れでした。
インスタで土鍋のタグを漁っていたときに偶然見つけ、そのコロンとした可愛らしい形に目を奪われてしまったのです…。
めちゃくちゃ可愛くないですか!?
土鍋って、結構男前というか、渋い見た目のものが多いので(それはそれでかっこいいのですが)、こんな可愛らしい見た目の土鍋は珍しいなと感じました。
見た目が好みだと、毎日目にする度に「可愛いな〜」と思いますし、料理するのがとても楽しくなるんですよね。見た目か好みかどうかは、とても重要なポイントだと思います。
2.「みそ汁鍋」という商品名だけど、万能鍋だった
長谷園のみそ汁鍋は、おみそ汁だけではなく、多種多様な調理に使用することができます。
色々使えるのにあえて「みそ汁鍋」という名前にしているのは、毎日飲むおみそ汁で使用できる=日常で使える身近な土鍋、という意味なのかな、と勝手に思っています。
煮込み料理やお米の炊飯はもちろん、空焚きもOKなので、焼いたり炒めたりすることも可能。
土鍋は空焚きNGのものが多いので、これは嬉しいんですよね〜。
空焚きを可能にしている理由は、丸くて肉厚な鍋の形。この形のおかげで、しっかり蓄熱して、火を止めた後も予熱で食材を美味しくしてくれます。
さらになんと、土鍋の内側にマイナスイオンを発生させるラジウム系鉱石が施されており、半永久的にマイナスイオンを発生し続けるんだとか。マイナスイオンは食材や水、塩味をまろやかにする効果があるそうです。
確かに、他の鍋で作るときと味が全然違います。じっくり熱を入れることで素材本来の甘味が引き出される&ラジウム系鉱石の効果で塩味がまろやかになるので、どんなお料理を作ってもとても美味しいです。
3.会社や社長の雰囲気に惚れた
長谷園は、三重県伊賀市にあり、天保3年(1832)に築窯された、歴史と伝統のある窯元。
現在ではその広大な敷地の中に、創業時から昭和40年代まで使用されていた「登り窯」を含む14箇所が国の有形文化財に登録されています。
この歴史ある地で、今でもすべての土鍋が職人さんによって手作りされているのです。
敷地内や職人さんの作業風景を動画で拝見して、「この素晴らしい土地で、職人さんによって大切に作られた土鍋、なんて愛おしい!一生大切に使いたい!」と思いました。
また、歴史と伝統を守るだけではなく、現代のライフスタイルに合わせて、時代に合う新しい商品の開発を続けられている姿勢も非常に素晴らしいと思います。
ユーザー想いであることは色々なところで感じるのですが、パーツ販売を行なっているという点もそのひとつ。
普通は、壊れたら新しい鍋を買ってもらう方が儲かりますし、パーツ販売を積極的に行なっているメーカーは多くありません。それでも長谷園では、ユーザーのためを想って、パーツ販売をしてくださっています。「儲からないかもしれないけれど、自分がユーザーだったら嬉しいから」という想いでパーツ販売をされているそうです。
下の動画では、長谷園というブランドや8代目社長のお人柄がよく伝わってきます。興味のある方は是非ご覧になってください。(この動画をみると、炊飯用土鍋「かまどさん」も欲しくなる…!)
みそ汁鍋(大)の新品の状態と付属品
土鍋は持ち運ぶのが重いので、私はネットで購入しました。
みそ汁鍋には大と小の2種類があります。大は容量1800ml、小は容量1,000ml。
私はまとめてたくさん作りたい派なので、大を購入しました。
商品が到着したばかりの新品の状態がこちら。
みそ汁鍋ととても似合う、素朴で可愛らしい鍋敷きも付属されていました。
土鍋は使い込んでいくうちに色が変わっていくそうで、経年変化も楽しみながら、長く大切に使いたいと思います。
目止めの方法
土鍋を購入したらまず最初にしなければならないのが、「目止め」という作業。
お粥を炊くことによって、米のでんぷん質で土鍋の気孔を埋め、水漏れを防ぎます。
みそ汁鍋も、例に漏れず、まずは目止めを行います。
簡単なので、さくっとやってしまいましょう!
<用意するもの>
・炊いたお米(お茶碗一杯分くらい)
・水
まずはしっかりと水洗いをして、鍋をひっくり返して完全に乾かします。(目止めを行う前日のうちにやっておくことをおすすめします。)
完全に乾いたら、お粥を炊きます。(※洗った土鍋を濡れたまま火にかけると割れてしまう危険性があります。完全に乾いてからにしましょう。)
土鍋の八分目くらいまで水を入れ、お米を入れます。
こんな感じ。
さくっと混ぜてご飯をほぐしたら、弱火でゆっくりと炊いていきます。
お粥が出来上がったら火を止めて、そのまま土鍋が完全に冷めるまで放置。
公式には、土鍋が冷めるまで1時間以上、と書いてありましたが、我が家の場合、3時間ぐらい経ってもまだほんのり鍋が暖かくて、改めて土鍋の畜温性に驚きました。
完全に冷めたらお粥を取り出し、土鍋を水洗いして乾かします。
これで目止めは完了!
取り出したお粥は食べられるので、温め直してからいただきましょう。
みそ汁鍋で作ってみたものたち
私がみそ汁鍋で作った料理を少しだけご紹介します。
料理も写真も上手ではないので恥ずかしいですが、みそ汁鍋って色々作れるんだな〜という参考になれば…。
塩麹ミートボールとキャベツの煮込み
みそ汁鍋で初めて作ったのがこちら。
長谷園がWebで公開しているレシピで作りました。(パンではなくパン粉を使用。)
簡単なのにとっっても美味しくて、感動!
キャベツと玉ねぎがとろとろで甘くて、家族からも大好評でした!
ご飯
土鍋でご飯を炊くのが憧れだったので、念願叶いました。
長谷園には、ご飯炊飯用の「かまどさん」という商品があり、そちらの方が簡単に炊飯できるようなのですが、みそ汁鍋でもとても簡単にできました。
中火で温め、沸騰したら弱火で7〜8分→炊けたら火をとめて15分ほど蒸らす。工程はこれだけ!火を入れる時間や火加減を調整すれば、お好みでおこげを作ることもできます。炊飯器で炊くよりも早いし美味しいし、満足度大。
タラとじゃがいものクリームシチュー
こちらも長谷園のWebレシピを参考に作りました。
土鍋は火を止めてから予熱で野菜に火を入れることができるので(蓄熱調理)、野菜の煮崩れが起きにくかったり、ガス代節約になるというメリットもあります。
気を遣わなくても、じゃがいもが芯までほくほくで、形も綺麗なままだったので嬉しかったです。
土鍋でじっくり温めたクリームシチューで心も体も温まりました。
おでん
土鍋でじっくり温めることで、味が染み染みになるのでおでんもとってもおすすめ。
保温性がとても高いので、鍋のまま食卓に出して、ずっと熱々なおでんが食べられます。
土鍋に入っているおでんたちは、いつもよりも美味しそうに見えました(笑)
まとめ
長谷園のみそ汁鍋についてご紹介しました。
私にとって、今ではすっかり、なくてはならない存在です。
私のように初めて土鍋の購入する方でも安心して色々な料理に使うことができるので、とってもおすすめです!
みそ汁鍋でご飯を炊いている間、他のおかずを作るときにみそ汁鍋が使えないのが惜しいので、次は炊飯用のかまどさんを購入したいな〜と目論んでいます。
土鍋のある生活、最高ですよ。あなたも是非、土鍋ライフを楽しんでください!
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